SM小説 鞭化粧

泣きむせぶ女たちの夢つづり。本格SM小説集。

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ギボン家を継ぐ女(終話) 

終話 服従の愛


夜になって嵐となった。吹きなぐる雨が窓を叩き、屋敷に女2
人では怖いほどの嵐である。
食事のすぐ後、円卓のそばで嵐のような性の夜がはじまった。
目隠しをされた奴隷が仰向けに寝そべって、下着をつけない
2人の女が顔にまたがり・・・ドレスのフレアを開いて腰を降ろし
ていくのである。
「お尻の穴を舐めて、それが誰か当ててごらん。私たちの不潔
な匂いは覚えているわね。2人ともお風呂がまだですから、い
い香りがすると思うわ・・・ふふふ」
「まさかとは思うけど外したら・・・くくくっ」
両手を上に上げさせて伸びた体にまたがっていく。そこが触れ
るか触れないか・・・奴隷は懸命に舌を伸ばして求めていく。
最初はアリシア、次にイライザ、奴隷はもちろん手などは使っ
てはいけなかった。
「さあ、ボーイ、言ってごらん」
「はい、最初はお嬢様、それから奥様です」
2人は眉を上げて微笑み合って、さらに言う。
「じゃあ次はアソコよ。舐めないで触れるだけのキスをする」
「はい」
やはり最初はアリシアだった。
「ふふふ・・・さて?」
「はい、お嬢様そして奥様です」
「わかるのね・・・」
「ほんと・・・くくく・・・嬉しいわ」
それからさらにイライザが言った。
「ご褒美のおしっこですけど、それも当ててごらんなさい」

2人ともドレスを脱ぐだけで全裸であった。今度はどこにも触れ
ないように、大きく開けた口のそばまで腰を降ろす。
タラタラと垂れるものを喉を鳴らして飲み込んで、ボーイの口許
が微笑んだ。
「奥様そしてお嬢様です。奥様のはアルコールの香りが少し」
「あ・・・そうか」
食前酒のワインだった。
「うふふ・・・それにしても凄いわ、なんて可愛い奴隷でしょう。カ
チンカチンに勃起させて、たまらないって様子よね・・・くくくっ」
「そうね・・・でも今夜はよくできたご褒美も・・・鞭かしら」
「うんうん・・・くくく・・・おいで・・・」
目隠しをされたまま、2人の素足の足跡を頼りに床を這い、そ
れがなぜか、浴室へと向かっていく・・・鞭ではないと奴隷は思
った。
浴室は石板の床である。そこで奴隷は尻を上げて四つん這い。
目隠しを外されて、前にアリシア、後ろにイライザ・・・イライザの
手で冷たく細い何かが尻の底へと突き刺された・・・浣腸だった。
「ああっ・・・そんな・・・ああ・・・」
「ふふふ・・・男爵家のご子息ですもの・・・まさか我慢できなくて
出したりはしないでしょうね・・・末代までの恥よ・・・ふふふ」
「ぅぷっ・・・あはははっ! オムツする? あはははっ!」
楽しそうに母子は笑った。寂しくて寂しくて、再会を心待ちにし
た2人の思いに、奴隷は静かに涙を溜めていた。

尻を振って苦悶した。限界だった。
「ああもう・・・もうぅ・・・」
「出ちゃう? おほほほっ!」
「男の人のそういう姿、見てみたいな・・・きゃはははっ!」
「ぁう・・・く・・・ぅくくっ・・・もう・・・もうぅ! ありがとうございます、
嬉しいです、奥様、お嬢様ぁ・・・惨めな姿をご覧になってくだ
さいませ・・・ああーっ!」
イライザもアリシアも心が熱い。グラントの愛に、男がどうした身
分どうしたと、くだらないプライドなど入り込む隙間もなかった。
恥辱にまみれ、ただ2人の笑顔のために生きている・・・そして
それをこの上ない悦びとして、グラント自身も満たされる。

「ぁううぅ・・・あぅぅぅ!」
「泣きなさい、好きなだけ泣きなさい。あなたはね、私たち2人と
この家を支えるために、いま苦しんでいるのです。立派な人に
なってちょうだい」
「そうよ・・・私たち寂しくて寂しくて、どれほど泣いたか・・・ああ
グラント、愛しているのよ」
「汚いモノを撒き散らして・・・最低な男よね」
「まったくだわ、犬猫以下の変態男」
「はい・・・はいぃ! ぁぅぅぅぅ・・・ありがとうございますぅ! 頑張り
ますからぁ」
四つん這いで泣き崩れるグラントの顔を、イライザは乳房に抱
いた。

「あなたはわかっているはずよ・・・そうでしょう・・・いい子だもん
ね・・・」
諭すように言う母親の横顔を、アリシアは探る視線で見つめて
いた。
「あなたは想いの深い子です、私たちのどちらもが、じつは支
配されたい側だと気づいているはず・・・それにあなたの本質
はサディストです。だから早く大きくなって、騎士ギボンにも劣ら
ない男となって戻ってちょうだい。ご主人様とお呼びして私たち
が平伏せるような人になって。それまで私たちは、あなたを奴
隷として躾ていくわ・・・躾て躾て、命をかけて支えてあげる。あ
あグラント、可愛いわ・・・愛してるのよ、あなたを・・・」

「お母様、どいて。臭い奴隷をシャワーで流して・・・それから、
それから・・・抱いてほしいの・・・」

 
「・・・というわけで、敵の夜襲を防ぐにはどうしたらよいか。深夜
となって灯台を消すのは当然だが、それまでに忍ばれてしま
い後手に回ることが多いのだ。基地には我が軍の艦船が停泊
している。敵は闇の海だ。艦砲射撃の射程ギリギリに潜んでい
る。さてどうするか? 誰かおるか?」
「それでしたら・・・」
グラントが最初に声を上げた。
「うむ、言ってみろ」
「はい。それでしたら灯台船をつくればいいのでは?」
「灯台船だと? 灯台を船に据えるというのか?」
「そうです。要するに灯台と同じ高さ同じ明るさの光源であれば
いいのです。灯台を消したとしても全域が闇では、目が慣れて
月明かりで地形が目立つ。深夜、基地にある本物の灯台の前
に灯台船を浮かべておいて、本物の灯台を消すと同時に船の
灯台を点灯するのです。そして敵に移動しているとは気づかれ
ない低速で、沖へと船をゆっくり動かす。数百メートルで充分で
しょう。敵は近くにある偽の灯台を基準に射程を計算しますか
ら、したがって、発砲されても基地までは届きません。さらに、
船に設置する灯台は折り畳みとしておけば、日中見破られるこ
ともない。それに・・・そうだ、それと同じ考え方で、移動灯台
で敵船を誘導できれば、海域によっては浅瀬で座礁させること
もできるでしょう」
「ふふふ・・・なるほど二重灯台というわけか・・・子供じみた考え
だが・・・ふっふっふ・・・面白い、じつにユニークな発想だ。
うむ? 君は確かアーサー少将の・・・?」
「はい、グラントと申します」
「君かね・・・海賊警備隊の発案者は・・・ふふふ、なるほどね、
ふっふっふっ!」

イライザとアリシアが、やがて英国海軍きっての作戦参謀とな
る、グラント大佐を育てていた。
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