SM小説 鞭化粧

泣きむせぶ女たちの夢つづり。本格SM小説集。

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同棲する女たち(一話) 

一話 覗き見た性態


「はぁはぁはぁ・・ぅぅぅ・・」
 
美しい・・・ライアンは、白き女体の情交を窓越しの植え込みの
陰に潜んで、まばたきさえせず見つめていた。
ときどき、この邸宅に潜んでは下着を盗み、こうやって闇に潜
み、絡み合う裸身に息を詰めた。
ズボンの前をまさぐった。硬くなった肉棒をつかんでいた・・・。
女たちが深いアクメに反り返り、果てる様を見届けて、足を忍
ばせ、窓から離れた・・・。
 
街と森の接点に、その邸宅は建っていた。若き実業家の住ま
いだったが、その人はもういない。悪辣なやり口で恨みをかっ
て、撃ち殺されたともっぱらの評判だった。死体が川に浮いて
いた。
そしてその妻イヴリンが、恋人を連れ込んで暮らしていた。恋
人の名はリリーであってレズであると、それは噂に聞いたことだ
った。同居ではなく同棲だと、好奇の目が向けられていたのだ
が、それも最初のうちだけで、いつしか消えていった話であっ
た。
イヴリンはお友達だと紹介した。日頃特にべったりというわけで
もなく、また平素からのイヴリンの良妻ぶりは有名で、まさかそ
れはないだろうと好奇の噂が消えていく・・・。
美女が二人の穏やかな暮らしだと思われた。仕事はどちらもし
ていない。莫大な遺産があった。

そして、その夜・・・ライアンは懲りずに闇に潜んでいた。十七歳
の性衝動が若者に道を誤らせた。
今夜はリリーが独りの夜・・・窓越しに着替えを見ていた。外で
は普通の姿でも、邸内では全裸にドレスをまとって過ごす。そ
れもライアンだけは知っていた。ここにこうして通っていること、
当然周りには秘密であって、盗んだ下着も秘密の場所に隠し
てあった。
リリーの裸身はのびやかで・・・やさしい女のラインをしている。
イヴリンより幾分若く・・・少し大柄・・・綺麗な乳房、綺麗なヒッ
プ、なのに金色の陰毛は濃く、清楚ないでたちに隠された淫ら
さを象徴しているようでもあった・・・。
リリーはおそらく二十代・・・イヴリンは、それでも三十そこそこ
の歳だろうと、ライアンは思っていた。
ズボンに肉棒が浮き立って、まさぐり握りながら息を殺した・・・。

そのときだった・・・。

「坊や、動かないでね・・・うふふ」
穏やかな声だった。護身用のピストルを突きつけられた・・・心
が凍った。警察・・・突き出されれば家族すべてが赤恥をかく。
従うしかなかったの だ。
イヴリンは、ハンティングにでも行くような、ボーイッシュな姿をし
ていた・・・紺色の乗馬ズボンに白いシャツを着ている。
「さあ、出ておいで。素直にするならひどいことはしないわよ」
「は、はい・・・ごめんなさい・・・」
「うん、いい子・・・おいで」
屋敷の中に連れ込まれた。リリーはもちろん身構えて待ってい
る。罠だった。下着もそうだが、覗く者がいることを気づかれて
いたのだった。
赤いドレスのリリー、そしてボーイッシュなイヴリンが椅子に座り、
ライアンは絨毯の床に正座をさせられ、4つの美しい眸に見つ
められていたのだった。イヴリンの手には相変わらずピストルが
握られている。

浅くため息をつきながら、妖しい眸でイヴリンが言った。
「捕らえてみれば美少年か・・・騎士道のこの国で情けないった
らありゃしない」
厳しい眸でリリーが言った。
「ほんとよ。あなたね、気づかれてないと思ってたの。下着は盗
むし、私たちの愛は覗くし・・・。 名は? いくつ?」
「ラ、ライアンです、十七歳です」
「学校は?」
「いいえ・・・ウチは貧しくて、それに兄弟が多いので、お金がな
くて・・・」
イヴリンが言った。
「兄弟が多いって?」
「はい、五人もいて・・・僕は下から二番目で・・・」
「あらそう・・・末っ子でもなく跡継ぎでもない・・・つまりは余分な
子ってわけかしら・・・ふふふ」
「ごめんなさい、心から反省しますから、このことはどうか・・・」
リリーが言った。
「都合の悪いことは言わないでってことよね・・・ほんと情けない
子よ、あなたって。でも甘いわよ、警察を呼びましょう」
イヴリンが微笑んだ。
「まあ、ちょっとお待ちなさいな。反省するって言ってるんだか
ら、どの程度の反省か見極めてからでも遅くはないわ。その方
が嬉しいんでしょう、坊や?」
「はい、それはそうです」

リリーが少し声を荒くした。
「それはそうです? あのね、そういうときは床に平伏し、感謝
いたします、お心をいただいてありがとうございますって言うもの
よ。若いにしたって礼儀がなさすぎます」
「はい・・・申し訳ありません・・・ぅ・・・ぅぅぅ・・・だって・・・」
リリーが言った。
「だって何? 正当な理由があるの? 下着を盗んで覗く理由
が? 言ってごらん」
ライアンは泣きながら訴えた。
「お二人があまりに美しく・・・憧れて・・・好きになって・・・それで
つい・・・ほんとにごめんなさい、もうしませんからぁ・・・ぅぅぅぅ・・・」
床に額をこすって泣くライアンだった。
イヴリンがほくそ笑み、リリーもまた、にやりと笑った。
イヴリンが言った。
「可愛いこと言うわね・・・うふふ・・・じゃあさっそく反省のための
お仕置きをしようかしら・・・うふふっ!」
リリーが言った。
「お脱ぎ、素っ裸だよ!」
ライアンが何かを言おうと泣き顔を上げると、イヴリンのピストル
が額を狙って突き出された。

この日を最後に、ライアンはこの世から消えてしまった。
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